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長寿のお祝いに電報を~石川県・川北町長 前さまインタビュー

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今回は、NTT西日本の電報サービスをご利用いただいている石川県能美郡川北町役場(以下、川北町役場)さまでの実際のご活用方法について、川北町長・前 哲雄さまにお話を伺いました。

石川県能美郡川北町
石川県の南西、手取川右岸に位置する町。人口は6,144人(2022年7月1日現在)
「川北町」ホームページ http://www.town.kawakita.ishikawa.jp

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川北町の魅力とは

長らくNTT西日本の電報サービスをご利用いただいている川北町役場さま。まずは町長の前さまに、川北町の魅力について伺いました。

豊かな自然と特産品、伝統工芸品

「川北町は加賀平野のほぼ中央部にあります。霊峰白山を源流とする県下最大河川の『手取川』に沿って東西に細長くのび、田園風景が広がる町です。
特産品として地元産の六条大麦や白山の伏流水を使ったさまざまな地ビールが作られており、北陸新幹線の車内販売でもご好評いただいています。

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農産物では柿やイチジクの栽培が盛んで、イチジクはジャムやソースなどさまざまな加工品が展開されています。ご当地グルメ「かわきた味噌豚どん」の味噌にも、このイチジクジャムが使われているんですよ。
また、天保3年(1789年)から伝わる伝統工芸品の手漉き和紙「加賀雁皮紙」は、なめらかな光沢と防虫・耐久性に優れ、国内外で重用されています。町内の小中学校の卒業証書にも使われていますし、帽子やバッグなどの製品も開発されています。」

春の桜、夏の祭り

「手取川は町民にとって憩いのスポットです。堤防には、209本の桜の木が植えられ、お花見シーズンにはたくさんの方が訪れます。
昭和61年(1986年)からは毎年8月の第1土曜日、手取川河川敷で「川北まつり~手取の火まつり~」が開催されています。高さ43mの「大かがり火」をバックに、先人への鎮魂を込めた「送り火」や、豊作を祈る「虫送り太鼓」の演奏などが繰り広げられます。
そしてクライマックスに行われるのは、約2万発を打ち上げる「花火大会」です。北陸最大級の規模とあって関西や関東からも見物客が来られる、北陸を代表する夏の風物詩となっています。」

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若者世代が注目する充実の行政支援

「川北町は県内で一番小さな自治体ですが、金沢市と小松市の中間地点に位置しているため、いずれの都市とも通勤圏となる利便性の高い環境です。
さらに“福祉のまち”としても広く知られています。
上下水道料金や保育料をはじめとした公共料金の低廉化を進めるとともに、小規模であることを活かして75歳以上の高齢者と18歳までの子どもの医療費無料化の他、不妊症治療や不育症治療費の助成なども全国に先駆けてスタートしました。新築住宅取得奨励金、住宅リフォーム助成金など住宅環境事業にも積極的に取り組んでいます。
また、幅広い世代の町民が集える多目的運動公園の整備や、老朽化が進む町営住宅の改修も進めています。
こうした取り組みの結果、近年は他市町からの若い子育て世帯の定住化が進んでいます。現在の年少人口は県内トップクラスです。」

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高齢者も末長く元気で住みやすいサポート色々

「若い世代に向けた発信の一方、高齢者の方々への支援も手厚く行っています。自動車運転免許証を返納した後で買い物などの移動に困らないよう、タクシーの初乗り料金助成に加え、各施設を巡る町内巡回バスを運行しているのもその一つです。
健康寿命を延ばす対策として「健康ウォーキング」や「いきいき百歳体操」の他、健康・生活・教養・生き方など高齢者向けの講座「欅光学級」を通年で開講するなど、さまざまな事業を実施しています。
また、100歳を迎えた方には長寿の祝福とともに、これまで社会に寄与されたことへの敬意を込めてお祝い金を贈呈しています。」

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電報の活用方法

小規模な自治体だからこその強みを活かし、一人ひとりの住民に寄り添った支援に定評のある川北町。続いては前町長に、川北町ならではの電報の活用シーンについて伺いました。

長寿のお祝いに祝電を

「川北町では昭和56年(1981年)度より、敬老の日に合わせて85歳以上の高齢者に記念品を贈呈するのが恒例となっています。
併せて平成6年(1994年)度からは、米寿(88歳)の方へお祝い電報を送る取り組みが加わりました。当時の詳しい経緯までは分からないのですが、米寿は数ある長寿の節目の中でも特に末広がりの意味を表すことに加え、平均寿命が延びる中、88歳以上の方が増えてきたことから、『記念品以外にも何か形に残るお祝いを』ということで始まったと聞いています。
高齢者の方は、まちにとっての功労者です。私も『長年まちのために働いてくださった方へ感謝や労いの言葉を伝える重要な機会』という意識でこの取り組みを引き継ぎ、続けています。」

電報台紙とメッセージ

「電報台紙は、うるし『鶴』を採用しています。メッセージの台紙に、鶴が舞う絵柄が美しい漆塗りの蓋が付いた、重厚な桐箱がセットになったものです。
メッセージには、『米寿を迎え、いつまでもお健やかに』という願いを込めた言葉を記しています。
伝統的な漆塗りの箱は高級感があり、後世に残るものだと喜ばれます。長寿のお祝いにはぴったりの電報台紙ですね。」

うるし「鶴」(つる)

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つがいの鶴が舞う姿を蒔絵で描いた漆塗りの蓋に、桐の身箱を組み合わせた電報です。箱はハガキや名刺、文具類などの小物入れなどとしてご利用いただけます。

電報台紙料金:6,820円(税込)+電報(メッセージ)料

  • ※電報台紙料金以外に、ページ数に応じた電報(メッセージ)料が必要です。
  • ※電報(メッセージ)料には、消費税がかかります。
  • ※商品については、品切れまたは予告なく変更する場合がございますので、ご了承ください。

お祝い電報の反響

「米寿のお祝い電報の対象者は、初年度の平成6年(1994年)度は6名、直近の令和3年(2021年)度は28名でした。これまで延べ487名にお送りしています。
電報をお送りすると、ご本人やご家族の方々から度々感謝の言葉をいただきます。直接お電話がかかってくることもあるんですよ。
この取り組みを励みにしてくださっている方、目標としてくださっている方がたくさんいらっしゃいますので、今後も大切に継続していきたいと思います。」

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最後に

電報を通して町民の方々と交流を深めてこられた川北町役場さま。これからも素敵な町づくりの一環として、お祝い電報をご活用いただけることでしょう。
NTT西日本では、お電話・インターネットのどちらからでも電報をお申込みいただけますので、ぜひご利用ください。

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NTT西日本の電報申込みについて

電報のお申込みならNTT西日本。午後2時までのお申込み完了で、当日中に全国へ電報をお届けします。

  • ※一部エリア及び年末年始(12/31~1/3)は配達員による配達はできません。
  • ※配達エリアが限定された商品もあります。

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