冠婚葬祭マナー集
結婚式(開催する側)
- ※社団法人日本マナーOJTインストラクター協会 監修
結婚のお祝いをしてくださった方には、御礼や感謝の気持ちを込めてお返しをするのが礼儀です。披露宴に出席してくださった方には、引き出物やお料理でのおもてなしがありますが、欠席または招待できなかった方にも、内祝いを忘れないようにしましょう。式後には結婚通知を送ることも大切です。
結婚内祝い
内祝いとは、一般的に結婚祝いを頂いたのに披露宴に招待できなかった方や、出席できなかった方へ御礼としてお返しをすることをいいます。挙式後、または入籍後1か月以内に贈りますが、早い方がよいでしょう。また引き出物と同じものをお贈りする場合もあります。
あまり高価すぎるものはかえって失礼になる場合があるので、贈られたお祝いの半額を目安にしましょう。また引き出物と同じものをお贈りする場合もあります。直接ご自宅に伺って挨拶するのが本来の礼儀ですが、どうしても難しい場合は結婚の挨拶状と一緒にお贈りしましょう。
ところで、内祝いの本来の意味は、祝宴に招いたり記念品を贈るなど「身内にお祝い事があった際に、皆と喜びを分かち合う」というものでした。今のようなお返しという意味ではなかったようです。
結婚通知
式の参加や祝電の御礼だけでなく結婚したことの報告もかねて、式後1か月以内には届けるようにしましょう。参加いただいた方、お祝い品を頂いた方、また参加できなかった方、それぞれへのお礼の気持ちを心のこもった文章をしたためましょう。新居の連絡先などもこの際に一緒に通知します。
新婚旅行のお土産
新婚旅行先からのお便りやお土産も、お世話になった方への御礼として忘れずに。旅行に出かける際は、お土産購入者リストを用意するとよいでしょう。
結婚のお礼の電報
ふたりの結婚をお祝いしてくれた方への電報には、お祝いへのお礼と、今後のお付き合いをお願いする言葉を綴りましょう。
NTT西日本の文例 | |
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【文例番号:1664】 |
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【文例番号:1672】 |
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