お悔やみ
マナー講師がおすすめする NTT西日本文例 ~友人・知人に送る弔電編~
社団法人日本マナーOJTインストラクター協会 監修
友人・知人やその家族の訃報連絡を受けたものの、通夜や葬儀に参列できない場合、弔電でお悔やみの気持ちを伝えたいと考える方も多いと思います。ただし、いざ送るとなるとどのような文面にすれば良いか悩んでしまうものです。そこでこの記事では、マナー講師がおすすめする文例をケースごとにご紹介します。
【ケース1】友人・知人が亡くなった場合
親しい友人・知人本人が亡くなった場合、故人への想いやこれまでの思い出話などを盛り込むとより一層、遺族にお悔やみの気持ちが伝わることでしょう。
【ケース2】友人・知人の父親が亡くなった場合
友人・知人の父親が亡くなった場合、故人の敬称に注意しましょう。弔電は故人ではなく喪主宛に送るものなので、故人の敬称は「喪主と故人の続柄」によって決まります。喪主が友人・知人、故人がその父親の場合、故人の敬称は「ご尊父様」「お父様」「お父上様」などになります。
また、生前に故人と面識がない場合は一般的なお悔やみ文を、何らかの関わりがあった場合は思い出などを盛り込んで偲ぶと良いでしょう。
【故人と面識がある場合】
いつもお元気そうに談笑されていたお父上様を思い出します。
父もすっかり肩を落として、在りし日の思い出に声を詰まらせています。
故人のご冥福をお祈りいたします。
(文例番号7525)
【故人と面識がない場合】
【ケース3】友人・知人の母親が亡くなった場合
友人・知人の母親が亡くなった場合も、故人の敬称に注意しましょう。喪主が友人・知人、故人がその母親の場合、故人の敬称は「ご母堂様」「お母様」「お母上様」などになります。また、お悔やみの一文とともに、最愛の母を亡くした友人・知人の悲しみに寄り添う一言を添える、故人と面識がある場合は思い出を盛り込むといった心遣いがあると、より深い弔意が伝わるでしょう。
【故人と面識がある場合】
ご母堂様のご急逝を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
いつも、お優しかったお顔を思い出し、まだ信じられない気持ちです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
(文例番号7535)
【故人と面識がない場合】
【ケース4】訃報を後から知った場合
通夜や葬儀が終わってから訃報の知らせを受けた場合も、できるだけ早く弔電を送ってお悔やみの気持ちを伝えましょう。その際、知らせをもらった御礼と、お悔やみが遅くなったことへのお詫びも述べるようにしましょう。
このたびはご丁重なご挨拶状をいただきありがとうございます。
お手紙を拝見して、はじめて●●様のご逝去を知りました。
今まで存じませず、お悔やみも申しあげず失礼いたしました。
遅ればせながら、謹んでご冥福をお祈り申しあげます。
(文例番号7902)
ご丁重な挨拶状をいただきまして恐れ入ります。
●●様のご逝去を知り驚いております。
遅ればせながら謹んでご冥福をお祈り申しあげます。
ご家族の皆様、お力落としのことと存じますが、どうぞご自愛くださいませ。
(文例番号P0279)
友人・知人へは心のこもった弔電を
友人・知人やそのご家族が亡くなった場合、弔電にはシンプルなお悔みのメッセージに加えて、ぜひ故人や家庭を想う一言を添えてみてください。親しい関係性ならではの、より深い哀悼の意が伝わることでしょう。
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